教育について

教育担当者からのメッセージ

あなたにとって「理想の看護師像」は、どんな看護師ですか?
採血・注射の上手い看護師ですか?
優しい笑顔の看護師ですか?
それとも、テキパキと仕事をこなす看護師でしょうか?

看護師にとっては、知識も、技術も、優しさも必要です。
『患者さんのために、役に立ちたい』
そんな想いをもって看護師を志した方も多いのではないでしょうか。
だからこそ、疾患や治療について学び、看護技術を身に付け、患者さんに看護する。
困難な状況であればあるほど解決できた時、患者さんからの「ありがとう」が聞けたときの嬉しさは格別なものです。

患者さんが病院や診療所で過ごされる時間は、患者さんのほんの一部分でしかありません。生活する場へ安全に帰るにはどうしたらいいか、多職種と話し合い、知恵を出し合いながら、看護しています。
そして、患者さんは社会の中で生活する存在だからこそ、社会の動きについてもアンテナを高くする必要があります。

研修は、看護技術の研修はもちろん、その他に患者さんの見方・捉え方や、患者さんを取り巻く社会についても学んでいきます。
看護技術ができるかできないかだけでなく、人間的に成長できることを目指したい。病気や、その臓器だけを見るのではなく、家族を含めた患者を取り巻く環境にまで目を向けられるようになってほしい。対人援助職として、組織人として成長できるように、研修を組んでいます。

教育目標・教育方針

教育目標

1.組織における自己の位置づけを確認し、役割を自覚する。
2.看護研究・研修を通して看護実践能力を高め、患者のニーズに即応した看護ができる。
3.看護職員各人の教育ニーズに沿った教育計画を立て、個人の能力の拡大を図る。

教育方針

看護職員の資質の向上と業務遂行への意欲を高め、より良質な看護サービスの提供を追求する

教育プログラム

卒後1年目

疾患の理解を深め、基礎看護技術の習得をします。何でも話せる相談相手としてプリセプターが中心になり、定期的な面接を実施します。

基礎看護チェックリストを用いて所属チームメンバー全員で技術習得の援助をします。職場配属前に看護記録や基礎看護技術講座をします。

年5回の研修会では看護過程の学習や多重課題研修、入院体験など研修者の交流の場も含めて実施しています。

卒後2年目(継続看護の追求)

事例を通して患者様のかかえている社会的問題と社会保障について学び、考えます。

患者様の生活実態に合わせた看護援助の実践と評価の目的で先輩の援助を受けて患者様宅の訪問をします。

また、多職種の関わりとチーム医療について学びます。2年目の終わりにプリセプターシップの研修をします。

卒後3年目(リーダーシップの研修)

多職種カンファレンスを通し医療チームにおける看護者の役割を学びます。研修会ではリーダーシップ、メンバーシップについて学び実践力を養います。

心に残った事例から自らの看護観を振り返り、自己の課題を明らかにします。

中堅・主任・師長

中堅看護師

専門職として看護ケアの質改善日常的な看護実践から看護研究方法について学び実践します。専門領域において力を発揮する為の知識を学びます。 さらに、医療・福祉・介護情勢を学び、行政との関わりを体験的に学び実践します。

主任

病院・看護部の理念、基本方針、目標を推進するチームの責任者として力を発揮する為の知識を学び実践します。

師長

病院・看護部の理念、基本方針、目標を看護単位において達成する看護管理者として必要な知識を学びます。

スキルアップ

当院の看護部では、専門的な分野など新たな知識や技術の習得のために研修会の参加費の保障や院内研修など、看護師としてさらなるキャリアアップを支援するさまざまな体制を整えています。

看護協会・業者等の研修会、各種学会の参加保障

職場ごとに年間計画を作成し、年間計画の達成のために必要な研修に参加できるよう業務 ・参加費・交通費の保障をしています。
また、看護研究の発表等は、各職場1例以上取り組むことを目標として取り組んでいます 。

学会・職能団体認定取得の費用取り扱い制度

認定看護師をめざす支援をしています。
・入学金、授業料、実習費の半額保障
・受講中の給与、実習費の半額保障
・受講中の給与、宿泊費(研修プログラムに宿泊が含まれる場合)、交通費は全額保障

認定看護師・学会認定等の有資格者(一部紹介)

資格名人数
認定看護管理者セカンドレベル 1名
認定看護管理者ファーストレベル 4名
認知症看護認定看護師 1名
認知症ケア専門士 3名
消化器内視鏡技師 2名

先輩の声

2年目看護師 当院の教育について
(3階病棟看護師)

自分のペースでコツコツと経験を重ねることができるため、安心して働くことができます。できることが少しずつ増えていくと「看護師」という仕事にやりがいを感じます。


3年目看護師 当院の教育について
(3階病棟看護師)

スタッフ全員で自分(研修者)のことを理解してくれて、自分に合った指導方法を見つけ、成長させてくれました。
新人でも意見を言わせてくれたり、尊重してくれるので、自分なりの看護を行うことができるし、先輩方の考えや意見を聞くことでより知識を得られる場が多いと感じます。

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