冬場に増える心筋梗塞や脳卒中の予防いたしましょう
寒い冬場、暖かい場所から寒い場所に移動すると体内の熱を奪われてしまい血管が縮み血圧が上がります。寒い場所から暖かい場所に移動すると血管が広がって急に血圧が下がります。「ヒートショック」と呼ばれ、血圧が何回も変動すると心臓に負担をかけるため、心筋梗塞や脳卒中がおきやすくなります。
心筋梗塞や脳卒中の原因となるのが動脈硬化です。生活習慣病の方は動脈硬化になるリスクが高いため、当院では早期発見・早期治療を目的として次の検査をお勧めいたしております。
☆頸動脈超音波検査(頚動脈エコー)
首の位置にある頸動脈を観察し、動脈硬化の程度を調べます。動脈の血管の厚さやプラークと呼ばれるコレステロールの壁の厚さ、血管の内部が詰まっているかどうかを測定し、動脈の状態を把握することで治療や予防につなげます。
所要時間は15分程度で、痛みはありません。